ご挨拶 山ア久道 氏(図書館サポートフォーラム代表幹事)

 代表幹事の山崎でございます。お三方、本日はおめでとうございます。

 図書館サポートフォーラム賞は大変伝統がある賞でございまして、本日ここにいらっしゃいます末吉前代表幹事が発案し、十数回表彰を続けてきています。

 この表彰式を迎えるに当たって、どういう人を表彰するのかという基準について質問をたびたびいただきます。

 1番目は社会的に価値のある図書館活動をなさった方で、社会に様々な形で貢献をされたり、図書館や読書の重要性を発信されたということで、過去に何人かの方が受賞されています。

 2番目は図書館員の専門性を活かした非常に緻密なお仕事をされてきた方で、たとえば書誌や索引などを作り、最終的には図書館サービスとして利用者提供に貢献されてきた方などが受賞されています。

 3番目は国際的な活動をされてきた方で、例えば発展途上国の図書の整備や振興のために自ら単身で海外に渡り図書館を立ち上げられた方とか、いろんな方がいらっしゃいました。

 こういった三つの社会的な貢献、図書館員の地道な専門性を活かす、国際的な活動を、目安として受賞を行ってきています。図書館界を見渡しても、こういった賞はほとんど無く、非常にユニークかつ社会的に意義がある賞といえると思います。

 ここにお集まりの方はその趣旨にご賛同いただいた方ということで、そういった場にふさわしいお三方をお呼びできたのは大変嬉しく思います。

 表彰内容についてはこの後表彰委員長から講評をいただくことにしまして、私の挨拶はここまでとさせていただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました