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昭和期の生きた話し言葉(東京|上方)のコーパス登場

SPレコード文句集 漫才|落語〈岡田則夫編〉

  • 著作権者:岡田則夫|データ編集:日外アソシエーツ
  • SPレコード文句集のPDF(画像)データ集です。索引ファイル(Excel)が同梱されます。
  • 国立国会図書館も昭和館デジタルアーカイブも網羅していない、埋もれた市井の第一次資料です。
  • 「漫才」「落語」の演者により、東京|上方の識別がされています。
  • 日本語研究(話し言葉)、日本史研究・芸能史研究に最適な素材です。

SPレコード文句集について

 ラジオが普及する以前は、SPレコードが娯楽の友でした。蓄音機を通して人々は落語・漫才・浪曲などを楽しみました。

 しかしながら、当時の録音・再生技術には問題があり、クリアに聞き取れない場合があったため、各レコード会社は対策として収録演目を文字化した「文句集」をレコードに付していました。

 「文句集」は演者・演目の研究に資するテキストであり、また当時どのような言葉や言い回しが使われていたかなど、昭和期の日本語研究にも役立つデータです。残念ながら、その多くは散失し、現在、その存在さえあまり知られていません。

 今回、SPレコード蒐集家の岡田則夫氏が長年にわたり個人で集めた昭和期のSPレコード文句集を初めて集大成しました。大正期の「文句集」に関しては『大正期SP盤レコード芸能・歌詞・ことば全記録タイトル』(大空社)が刊行されています。「落語」には速記本などが存在しますが、文字化された「漫才」は非常に希少です。ぜひ、各種研究の素材として当データ集をお役立てください。

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漫才のSPレコード文句集

漫才のSPレコード文句集(原本)

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岡田 則夫(おかだ・のりお)

 東京都文京区生まれ。大衆芸能研究家・SPレコード収集家。演芸評論家の小島貞二氏に師事。日本大学文理学部卒業。全国を歩いて収集したSP盤や演芸資料のコレクションは噺家や研究者から第一級の資料として高い評価を得ている。主著に、『大正期SP盤レコード芸能・歌詞・ことば全記録』(大空社)、『SPレコード蒐集奇談』(ミュージック・マガジン社)などがある。


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