凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
 : 図書単行書誌 prr : 各章末

第196回:件名編(2024年5月)

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
イネ 引用文献 森田茂紀 『イネの根 : 形態・機能・活力を読み解く』 農山漁村文化協会 2024.2 p143-132
移民・植民 引用参考資料 菅原隆夫 『それぞれの満洲』 文芸社 2024.2 p445-455
医療社会学 参考文献 上野彩 『「名づけられない」病いの軌跡 : 希少未診断の社会学』 生活書院 2024.2 p207-195
因果性 文献 Morgan,SL* 『反事実と因果推論』 朝倉書店 2024.2 p471-516
英語教育 引用参考文献 細田眞由美 『世界基準の英語力 : 全国トップクラスのさいたま市の教育は何が違うのか』 時事通信出版局 2024.2 p339-341
核兵器 参考文献および推奨文献 シラキューサJM 『核兵器』 創元社 2024.2 p183-179
過疎問題 参考文献 浅原昭生 『住まなくなっても守りたい : 元住民たちの想い』 秋田文化出版 2024.2 p274-276
疑似科学 参考文献 山本輝太郎* 『科学がつきとめた疑似科学 : 「科学リテラシー」で賢く生き延びる』 エクスナレッジ 2024.2 p184-186
キツネ 参考文献 塚田英晴 『野生動物学者が教えるキツネのせかい』 緑書房 2024.2 p289-283
苦痛 参考文献 カワートL 『なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか』 原書房 2024.2 p318-308
軍事基地 参考文献 若槻真治 『海軍航空基地の形成と崩壊 : 横須賀から大社まで』 新泉社 2024.2 p294-304
下座音楽 参考文献 土田牧子 『歌舞伎音楽事始 : 音を聴く深く観る』 NHK出版 2024.2 p278-284
健康法 出典参考文献 小林弘幸 『おとなの音読 : 1日1分で自律神経が整う』 SBクリエイティブ 2024.2 p102-103
言語障害児 おすすめの本 中川信子 『ことばをはぐくむ : 発達に遅れのある子どもたちのために 新装』 ぶどう社 2024.2 p158-159
建築 参考文献 大澤昭彦 『正力ドームvs.NHKタワー : 幻の巨大建築抗争史』 新潮社 2024.2 p316-318
行動経済学 参考文献 橋本之克 『行動経済学BEST100 : 世界最先端の研究が教える新事実』 総合法令出版 2024.2 2pb
国際協力 読書案内 山田満 『国際協力入門 : 平和な世界のつくりかた』 玉川大出版部 2024.2 p229-231
思考 参考文献 マクレイニーD 『思考のトラップ : 認知バイアスを出しぬく17のやり方』 二見書房 2024.2 p385-387
児童虐待 参考文献 草薙厚子 『子どもを育てられない親たち』 イースト・プレス 2024.2 p276-277
社会資本 参考文献 ノットD 『ライフライン : ネット・電力・水“見えないシステム”から知る世界のなりたち』 河出書房新社 2024.2 p267-270
社会組織 参考文献 Hatch,MJ 『組織論のエッセンス』 同文舘出版 2024.2 p179-181
出入国管理及び難民認定法 文献一覧 安藤由香里* 『開かれた入管・難民法をめざして : 入管法「改正」の問題点』 日本評論社 2024.2 p200-209
書籍商 引用文献 福嶋聡 『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』 dZERO 2024.2 p439-444
人工呼吸器 引用参考文献 小尾口邦彦 『かんテキ肺保護にこだわる人工呼吸 : 患者がみえる新しい「呼吸の教科書」』 メディカ出版 2024.2 p320-322
神道 参考文献 リベラル社 『図解神社としきたりがよくわかる本 : 今さら聞けない基礎知識がすべて学べる』 リベラル社 2024.2 p190-191
森林 引用文献 小見山章* 『森の来歴 : 二次林と原生林が織りなす激動の物語』 京都大学術出版会 2024.2 p241-231(8-18b)
睡眠 参考文献 西多昌規 『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』 草思社 2024.2 p318-297
生徒指導 引用文献 鹿嶋真弓 『中学生の充実感と担任教師による自律支援的指導態度』 風間書房 2024.2 p205-216
双生児 参考文献* ヴァイニーW 『双子のひみつ : 魅惑のツイン文化史』 グラフィック社 2024.2 p216-220
哲学 参考文献 堀田新五郎 『撤退学宣言 : ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ』 晶文社 2024.2 p176,251-252
図書館利用 参考文献 つのだ由美こ 『世界一かんたんな図書館の使い方 : 読書が苦手だった司書が教える』 秀和システム 2024.2 p234-239
人間生態学 参考文献 ベネットJ 『震える物質 : 物の政治的エコロジー』 水声社 2024.2 p289-306
ネコ 参考文献 服部幸 『猫の病気のサインがわかる図鑑 : 体調不良や痛みを見逃さないために』 neco-necco 2024.2 p158-159
風俗画 参考文献 辻惟雄 『風俗画入門』 講談社 2024.2 p169-176
部落問題 参考文献 上川多実 『〈寝た子〉なんているの? : 見えづらい部落差別と私の日常』 里山社 2024.2 p286-287
文学者 参考文献* 田野勲 『越境する作家たち』 彩流社 2024.2 p293-296
兵站 参考文献 石津朋之 『戦争とロジスティクス』 日経BP日本経済新聞出版 2024.2 p255-256
北海道家庭学校 参考資料一覧 北海道家庭学校 『北海道家庭学校110年 : 北の大地の暮らしと教育』 六花出版 2024.2 p369-395
本地垂迹説 参考文献 村山修一 『本地垂迹』 筑摩書房 2024.2 p430-435
マンガ 参考文献 中川右介 『第二次マンガ革命史 : 劇画と青年コミックの誕生』 双葉社 2024.2 p416-423
物語文学 参考文献 張永維 『日本王朝物語に見られる異界譚』 日本僑報社 2024.2 p162-163
唯識 参考文献 高橋晃一 『心と実存唯識』 春秋社 2024.2 p277-283
有用植物 参考文献 盛口満 『琉球植物民俗事典 : 聞き書き琉球列島の植物利用』 八坂書房 2024.2 p441-444
史料参考文献 相澤央 『雪と暮らす古代の人々』 吉川弘文館 2024.2 p225-230
拉致問題 参考文献 鈴木拓也 『北朝鮮・拉致問題の深層 : 当事者たちの証言で追う』 朝日新聞出版 2024.2 p247-248
恋愛 おすすめの本* 大森美佐 『恋愛ってなんだろう?』 平凡社 2024.2 p220-217
労働基準法 文献 荒木尚志* 『個別的労働関係諸法』 有斐閣 2024.2 p32-34f
朗読法 出典参考文献 山口謠司 『もう一度読みたい国語の教科書音読ブック : 脳も心もスッキリ!』 扶桑社 2024.2 p126-127
和歌 参考文献 高橋秀子 『平安前期物語と和歌史 : 現実世界と物語世界を越境する和歌』 武蔵野書院 2024.2 p203-215
『若きウェルテルの悩み』 書誌情報 〈酒寄進一〉 『若きウェルテルの悩み』 光文社 2024.2 p252-253

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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