凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
 : 図書単行書誌 prr : 各章末

第172回:件名編(2022年5月)

怒り ブックリスト 村中直人 『<叱る依存>がとまらない』 紀伊國屋書店 2022.2 p200-201
医療 参考文献 オウマハニーS 『医療は救われるか : 医師の堕落』 国書刊行会 2022.2 p11-34b
(267-244)
易・占い 参考文献 ふぇありー・はりぃ 『真説マヤ暦占い』 東洋書院 2022.2 p357-358
会計 参考文献 久野光朗 『会計と財務の英和辞典』 同文舘出版 2022.2 p1271-1277
化学工業 参考文献 橘川武郎 『化学業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書』 技術評論社 2022.2 p234-235
花卉 参考文献 土橋豊 『ボタニカルアートで楽しむ花の博物図鑑』 淡交社 2022.2 p397-399
学校運動部 書籍一覧* 下竹亮志 『運動部活動の社会学 : 「規律」と「自主性」をめぐる言説と実践』 新評論 2022.2 p342-322
緘黙 引用文献 園山繁樹 『幼稚園や学校で話せない子どものための場面緘黙支援入門』 学苑社 2022.2 p171-167
幾何学 参考文献 井ノ口順一 『ローレンツ-ミンコフスキーの幾何学 2 ミンコフスキー空間の曲線と曲面』 現代数学社 2022.2 p191-201
弓道 引用参考文献一覧 入江康平 『堂射の話 : 通し矢天下一に挑んだ武士たち』 雄山閣 2022.2 p241-248
系譜 参考文献 鈴木正信 『古代氏族の系図を読み解く』 吉川弘文館 2022.2 p202-209
建築 参考文献 ロルムPd 『フィリベール・ド・ロルム建築書注解』 中央公論美術出版 2022.2 p731-736
厚生労働省 参考文献 鈴木穣 『厚労省 : 劣化する巨大官庁』 新潮社 2022.2 p233-235
国語科 参考文献 渡辺春美 『戦後古典教育実践史の研究 : 古典(古文)教材の授業活性化の展開』 溪水社 2022.2 p551-556
昆虫食 引用文献 水野壮 『昆虫食スタディーズ : ハエやゴキブリが世界を変える』 化学同人 2022.2 p214-210
持続可能な開発 人間環境学部の本棚 法政大 『13歳からの大学講義 : Beyond SDGs!』 公人の友社 2022.2 p69-70
疾病 参考文献 安井眞奈美 『狙われた身体 : 病いと妖怪とジェンダー』 平凡社 2022.2 p237-255
自転車 文献 仲田誠一* 『自転車利活用のトラブル相談Q&A : 基礎知識から具体的解決策まで』 民事法研究会 2022.2 p6-7f
児童福祉 参考文献 吉川史絵 『日本の虐待・自殺対策はなぜ時代遅れなのか : 子供や若者の悲劇を減らすための米国式処方箋』 開拓社 2022.2 p172-173
出入国管理 参考文献 土井智義 『米国の沖縄統治と「外国人」管理 : 強制送還の系譜』 法政大出版局 2022.2 p6-18b
寿命 参考文献 ジョンソンS 『EXTRA LIFE : なぜ100年間で寿命が54年も延びたのか』 朝日新聞出版 2022.2 p347-340
小児衛生 参考文献 大出春江 『赤ちゃん審査会というメディア・イベント : 写真帖が語る近代日本の児童保護と社会事業』 大阪大出版会 2022.2 p98-102
消費者行動 参考文献 本條晴一郎 『消費者によるイノベーション : 分野外情報の有効性』 千倉書房 2022.2 p195-209
食品工業 引用参考文献 三輪泰史 『図解よくわかるフードテック入門』 日刊工業新聞社 2022.2 p164-165
新幹線 参考文献 青田孝 『東海道新幹線「のぞみ」30年の軌跡 : この車両を作らなければ、未来はない』 交通新聞社 2022.2 p104-106
人工知能 参考文献 西田豊明 『AIが会話できないのはなぜか : コモングラウンドがひらく未来』 晶文社 2022.2 p405-397
身体障害者 文献 天畠大輔 『しゃべれない生き方とは何か』 生活書院 2022.2 p389-379
性教育 おすすめ書籍 染矢明日香 『10代の不安・悩みにこたえる「性」の本 : 心と体を守るために知っておきたい』 学研プラス 2022.2 p92-93
生殖医療 引用参考文献 柘植あづみ 『生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤』 みすず書房 2022.2 p4-17b
生成文法 引用参考文献 杉崎鉱司* 『言語研究の世界 : 生成文法からのアプローチ』 研究社 2022.2 p323-344
説話文学 引用文献一覧 野本東生 『中世説話集の表現と構造』 塙書房 2022.2 p353-355
地名 参考文献 宇田川勝司 『深掘り!日本の地名 : 知って驚く由来と歴史』 ベレ出版 2022.2 p212-213
茶道 参考文献一覧* 田中仙堂 『お茶と権力 : 信長・利休・秀吉』 文藝春秋 2022.2 p222-228
中央銀行 参考文献 朝倉健男 『主要国4中央銀行金融政策の比較分析 : 歴史・制度・将来展望』 専修大出版局 2022.2 p251-256
都市地理 文献 埴淵知哉 『社会調査で描く日本の大都市』 古今書院 2022.2 p183-184
土木構造物 参考文献 クーロンG* 『古代ローマ軍の土木技術 : 街道・水道・運河などの建設事業をイラストで再現』 マール社 2022.2 p151-155
奴隷 参考文献* ウィリアムズHA 『14歳から考えたいアメリカの奴隷制度』 すばる舎 2022.2 p210-202
日本語 引用参考文献 伊藤晃 『日英語における語法・文法研究』 大学教育出版 2022.2 p127-130
入学試験 読書案内 坂本尚志 『バカロレアの哲学 : 「思考の型」で自ら考え、書く』 日本実業出版社 2022.2 p239-243
博物館法 引用参考文献 栗原祐司 『基礎から学ぶ博物館法規』 同成社 2022.2 p237-242
比較哲学 参考文献 木岡伸夫 『瞬間と刹那 : 二つのミュトロギー』 春秋社 2022.2 p307-314
非正規雇用 引用参考文献 佐藤明彦 『「使い捨てられる教師たち」の知られざる実態 : 非正規教員の研究』 時事通信出版局 2022.2 p165-167
病院経営 参考文献 渡邉豊彦 『医療組織のトップ・マネジャー : 病院経営を革新する変革型リーダー:その成長と行動』 白桃書房 2022.2 p181-187
豚肉 参考文献 鈴木啓一 『豚肉の生産科学』 東北大出版会 2022.2 p141-150
貿易政策 参考文献 アーウィンDA 『米国通商政策史』 文眞堂 2022.2 p821-868
放送事業 書籍編 隈元信一 『探訪 : ローカル番組の作り手たち』 はる書房 2022.2 p204-216
有機農業 引用文献 上西良廣 『持続可能な農業に向けた農法普及 : 「生きものブランド米」の技術と導入行動』 農林統計出版 2022.2 p143-150
洋裁 参考文献* ストーウェルL* 『18世紀のドレスメイキング : 手縫いで作る貴婦人の衣装』 ホビージャパン 2022.2 p234-236
養蜂 参考文献一覧 東繁彦 『ミツバチのダニ防除 : 雄バチ巣房トラップ法・温熱療法・サバイバルテスト』 農山漁村文化協会 2022.2 p177-189
落語家 参考引用文献 柏木新 『明治維新と噺家たち 江戸から東京への変転の中で』 本の泉社 2022.2 p246-247

  • TOP

有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

  • TOP

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

  • TOP