あじさい

第221回 件名編(2026年6月)

2026.6.15 update

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
悪臭 参考文献 光田恵 『きちんと知りたいにおいと臭気対策の基礎知識 2版』 日刊工業新聞社 2026.3 p228-231
暗渠 参考文献 高山英男* 『全国暗渠観光ガイド : 街と歴史のウラ名所めぐり』 学芸出版社 2026.3 p190-191
育児 参考文献 愛波あや 『赤ちゃん超ぐっすり育児 : 親子でしあわせになる寝かしつけメソッド』 KADOKAWA 2026.3 p190-191
いじめ 参考文献 原清治* 『ネットいじめとスクールカースト : ポストコロナの新たな展開』 ミネルヴァ書房 2026.3 p3-11b
遺跡・遺物 発掘調査報告等刊行状況 京都府教育庁 『京都府埋蔵文化財調査報告書 令和7年度』 京都府教委 2026.3 p55-57
遺品整理 参考文献 古田雄介 『それ、死後もお宝ですか?』 集英社インターナショナル 2026.3 p223-222
英語 文献案内 寺澤盾 『世界の英語 : 5大陸に広がる多様なEnglishes』 中央公論新社 2026.3 p230-237
絵本 参考文献 山本美希 『その絵本にはなぜ文字がないのか : 文字のない絵本の物語表現』 フィルムアート社 2026.3 p1-14b
絵画 参考文献 飯田育浩 『西洋絵画の女性像 : 描き、描かれた女性たち』 グラフィック社 2026.3 p232-234
怪談 参考文献 門脇大* 『首の怪 : 生首・抜け首・ろくろ首』 白澤社 2026.3 p200-204
解離性障害 文献 古田洋子 『解離ってなんだろう : 症例でわかる見立てと対応』 日本評論社 2026.3 p163-165
学校心理学 参照文献資料 伊藤美奈子 『学校のメンタルヘルス : 子ども、教師をどう支えるか』 岩波書店 2026.3 p215-216
キリン 参考文献 石井奈穂美* 『キリンが来た道 : 麒麟児長次郎の歩み』 工作舎 2026.3 p188-191
クマ 引用文献 小池伸介 『クマは都心に現れるのか?』 扶桑社 2026.3 p253-252
経済成長 参考文献 ソローRM 『成長理論』 岩波書店 2026.3 p381-387
公衆衛生 参考図書 上島通浩* 『シンプル衛生公衆衛生学 2026』 南江堂 2026.3 p382-385
校長 文献 五十嵐誓 『教師になる、校長として生きる : 小学校長20人のライフストーリーとTEAによる叙述と分析』 学事出版 2026.3 p251-254
国境 引用文献 山崎暢子 『国境を使いこなす : ウガンダ北部ウェスト・ナイル紛争後の開発と周縁性のポリティクス』 京都大学術出版会 2026.3 p303-322
視覚障害者 邦訳文献リスト リーランドA 『目の見えない人が見ている世界』 朝日新聞出版 2026.3 p24-26b
地震災害 参考文献 松浦律子 『地震災害と地震学 : 被害・観測・研究の1400年』 吉川弘文館 2026.3 p216-222
自然災害 引用参考文献 山本誠 『教養としての災害と考古学』 淡交社 2026.3 p210-219
児童養護施設 引用参考文献 Purvis,KB* 『信頼で「つながる」子育て : 里親家庭・児童養護施設で希望と癒しを紡ぐ』 金子書房 2026.3 p244-260
社会変動 参考文献 広井良典 『日本の未来像 : 地球定常文明のデザイン』 岩波書店 2026.3 p247-252
自由主義 参考文献 田中拓道 『自由民主主義とは何か』 筑摩書房 2026.3 p1-10b
出入国管理 参考文献 朴沙羅 『日本社会と外国人 : 入管政策が照らす80年』 中央公論新社 2026.3 p283-269
巡礼 参考文献 胡光 『四国へんろ考 : 四国の歴史と文化』 創風社出版 2026.3 p178-182
小説 参考文献 尾崎渡 『「奇蹟」の人びと : 百年前の私小説』 幻戯書房 2026.3 p233-235
小児外科 参考文献 松永正訓 『赤ちゃんにメスを入れる : 知られざる小児外科の世界』 晶文社 2026.3 p252-253
女性 史料参考文献 松本祐生子 『傷ついた身体と都市 : 「大祖国戦争」の経験と記憶』 白水社 2026.3 p1-19b
進路指導 おすすめの本 山本尚毅* 『どうする進路選択 : やりたいことがない君も後悔しない進路は選べる』 Gakken 2026.3 p190-191
吹奏楽 参考文献 高垣智 『吹奏楽のための心づくり・体づくり』 筑摩書房 2026.3 p270-271
睡眠 参考文献* 南陽一* 『親が知っておきたい子どもの睡眠基本の「き」 : 眠りこそ心の成長のカギ』 大修館書店 2026.3 p147-145
政治思想 読書案内 ワットモアR 『入門インテレクチュアル・ヒストリー : ケンブリッジ学派の視点』 中央公論新社 2026.3 p208-197
青年 参考文献一覧 パンス 『「いまどきの若者」の150年史』 筑摩書房 2026.3 p251-257
葬制 関根達人 『琉球・奄美の葬墓制 : 考古学から読み解く南島の社会』 新泉社 2026.3 p260-269
地球温暖化 文献 岡山泰史 『温暖化で日本の山に何が起こっているのか : シカ、クマ、ライチョウが棲む山の生態系の危機』 山と溪谷社 2026.3 p221-219
(1-3b)
畜産業 参考文献 関根佳恵 『13歳から考える畜産 : 小さな畜産からつくるサステナブルな未来』 かもがわ出版 2026.3 p157-159
知的障害者福祉 参考文献 立脇恵子 『障害者の居場所 : 支え合う場「福祉型サードプレイス」をつくる』 中央公論新社 2026.3 p286-269
聴覚障害者教育 引用参考文献* 田原敬* 『聴覚障害児の心理・生理・病理 : 一人ひとりを理解するための基礎知識』 北大路書房 2026.3 p225-245
動物 引用参考文献 小林万里* 『北方四島の動物たち : 日露隣接地域の生態系とその保全』 山と溪谷社 2026.3 p228-237
冬眠 参考文献 山口良文 『冬眠の生命科学 : 驚くべき生存戦略の謎に挑む』 エクスナレッジ 2026.3 p244-254
読書指導 参考文献 梅野智美* 『読書と豊かな人間性 : DX時代の読書教育 : 紙から電子まで』 近代科学社Digital 2026.3 p121-131
都市計画 参考文献 脇田祥尚 『みんなの都市計画 2版』 理工図書 2026.3 p209-214
場の理論 参考図書 竹内薫 『「場」がわかれば世界がわかる : 電磁場・量子場・重力場なぜ波が伝わるのか』 講談社 2026.3 p257-258
ひきこもり 文献 桑原啓 『ひきこもりと福祉実践 : 「働く価値」がゆらぐ時代を生きる』 京都大 2026.3 p243-248
服装 参考文献 刑部芳則 『洋服・散髪・脱刀 : 服制の明治維新』 吉川弘文館 2026.3 p215-225
法制史 参考文献 柿沼陽平 『岳麓書院蔵秦簡「為吏治官及黔首」訳注 : 秦の官吏かくあるべし』 平凡社 2026.3 p301-318
連歌 文献案内 綿抜豊昭 『連歌会 : 中世武士の祈りと思惑』 戎光祥出版 2026.3 p251-252
労働者 参考文献 渡邊勉 『調査票のなかの「戦争」 : 京浜工業地帯の労働者一万四千人の記録から』 勁草書房 2026.3 p5-12b
論理学 参考文献* マイクロスAC 『虚偽論入門』 筑摩書房 2026.3 p289-290,
301-305

凡 例

  : 他件名・書誌表示・編者略
 〈 〉 : 書誌部分編者
 p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
 3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
  : 図書単行書誌
 ks : 菊判
 46s : 四六判
 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
 89p : 全頁
 prr : 各章末

編者:有木太一ふとし紹介

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月 有木太一

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって(中西ゆたか

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、2007年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年(1940年)に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年(1944年)に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年(1954年)に再開されている。天野は昭和42年(1967年)に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕(昭和女子大学教授)

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