あじさい

第222回 件名編(2026年7月)

2026.7.14 update

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
イヌ 参考文献 一ノ瀬正樹 『犬儒派宣言 : とまどい歩む哲学な日々』 講談社 2026.4 p212-215
衣服 参考文献 眞田岳彦 『衣服造形論』 三元社 2026.4 p220-222
医療法 参考文献 平沼直人 『医療法 : 逐条解説と判例・通達 2版』 民事法研究会 2026.4 p443-444
印紙 参考文献 西田真之 『司法印紙が象る法文化の世界』 ミネルヴァ書房 2026.4 p269-276
宇宙 参考文献 中野太郎* 『宇宙の秘密ひらめき図鑑 : 夜空を見上げて生まれた探究心は宇宙の解明につながる』 ナツメ社 2026.4 p318-319
演劇 参考文献 佐竹謙一 『観客という凄まじい怪物 : スペイン・ハプスブルク時代の演劇世界』 講談社 2026.4 p4-17b
『小倉百人一首』 参考になる本 川村裕子 『トキメキの宝石箱!百人一首』 ほるぷ出版 2026.4 p215-216
家族 参考文献目録 横山和加子 『新大陸の家族史 : 有力入植者と植民地の形成(メキシコ一五二八~一六二八)』 三元社 2026.4 p305-298
学校司書 参考文献 大橋崇行 『学校司書のお仕事』 勉誠社 2026.4 p259-261
歌舞伎 参考文献 中川右介 『歌舞伎 : 家と血と藝 増補新版』 講談社 2026.4 p638-650
環境問題 参考文献 石井徹 『絶滅しない環境学』 朝日新聞出版 2026.4 p237-239
共感 参考文献 坂本達哉 『「共感」の思想史 : ヒューム、スミスから現代へ』 岩波書店 2026.4 p237-250
軍事基地 参考文献 上杉勇司* 『基地問題から沖縄を知るための60章』 明石書店 2026.4 p339-347
経営管理 参考文献参考資料 岩井琢磨 『THE CUSTOMER CENTRIC COMPANY : 顧客基点経営10の実践』 宣伝会議 2026.4 p202-203
刑事訴訟法 文献 白取祐司 『刑事訴訟法 11版』 日本評論社 2026.4 p18-21f
言語学 書誌 互盛央 『言語起源論の系譜』 筑摩書房 2026.4 p522-568
言語哲学 参考文献 クリプキS 『指示と存在 : 存在しないものに固有名はあるか』 平凡社 2026.4 p294-288
光合成 参考文献* 藤田祐一 『絵でわかる光合成のしくみ : その起源、進化、喪失に迫る』 講談社 2026.4 p260-262
交通経済 参考文献 正司健一* 『1からの交通論』 碩学舎 2026.4 p239-242
砂漠 参考文献 ブロンN 『地図とデータで見る砂漠の世界ハンドブック』 原書房 2026.4 p175-179
『史記』 読書案内 貝塚茂樹 『史記 : 中国古代の人びと 改版』 中央公論新社 2026.4 p282-283
詩人 参考文献 上尾信也 『吟遊詩人 増補改訂』 新紀元社 2026.4 p248-273,
341-342
手話 参考文献 松田俊介 『手の言語学』 左右社 2026.4 p247-254
消費者裁判手続特例法 文献 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会 『コンメンタール消費者裁判手続特例法 2版』 民事法研究会 2026.4 p13-15f
女性心理 文献一覧 中道泰子 『こころ・からだ・関係性から見る女性の心層 : 内なる「私」に出会う』 創元社 2026.4 p147-151
資料分類法 参考文献 蟹瀬智弘 『Newライブラリー図書館情報学 9 情報資源組織論及び演習』 学文社 2026.4 p246-249
人権 参考文献* クラパムA 『14歳から考えたい人権』 すばる舎 2026.4 p289-276
数理計画法 参考文献 谷本圭志 『はじめての計画数理 : 社会デザインのための数理モデリング入門』 森北出版 2026.4 p173-178
整形外科 参考文献 田中栄 『整形外科 : 生活の質を支える』 岩波書店 2026.4 p1-5b
政治家 文献一覧 オブライエンPP 『歴史を変えた戦略家たち : 第二次世界大戦をめぐるチャーチル、スターリン、ローズヴェルト、ムッソリーニ、ヒトラー 下』 東京堂出版 2026.4 p240-230
政党 参考文献 待鳥聡史 『二大政党制と多党制 : 政党政治の実相と可能性』 朝日新聞出版 2026.4 p5-10b
生と死 文献一覧 兼本浩祐 『「わたし」が死ぬということの哲学』 筑摩書房 2026.4 p250-255
租税 文献案内 スミスS 『税 : 起源・歴史・現在 : なぜ払うのか?誰の負担が重いのか?』 白水社 2026.4 p4-5b
素粒子 参考文献 山本直希 『素粒子多体系の物理 : 素粒子・原子核・物性の交差点から宇宙まで』 サイエンス社 2026.4 p195-200
損害賠償 引用文献一覧 河野航平 『損害賠償法と損害賠償額の予定 : 解釈および内容規制の比較法的検討』 慶應義塾大出版会 2026.4 p299-310
担保物権 文献・雑誌等 生熊長幸 『担保物権法 3版』 三省堂 2026.4 p19-21f
聴覚障害者 引用文献 勝谷紀子* 『難聴とともに働く : 職業選択・合理的配慮・コミュニケーション』 かもがわ出版 2026.4 p174-175
同性愛 参考文献 アドリアンスPR* 『同性愛について科学は何を語ってきたのか : 哲学的視点からたどる』 青土社 2026.4 p335-373
日記 参考文献 蟹の親子 『日記をつけて何になる?』 柏書房 2026.4 p211-215
認知言語学 参考文献一覧 長谷川明香* 『言語の科学のすすめ』 大修館書店 2026.4 p284-298
参考文献 実重重実 『脳と心はどこから来たか : 主体的な認識の進化を探る航海へ』 新曜社 2026.4 p1-11b
ハナアブ 参考文献 酒井淳一 『ハナアブハンドブック』 文一総合出版 2026.4 p156-160
貧困 ブックガイド* 室谷明津子 『ルポ支援という生き方 : 貧困問題の最前線』 筑摩書房 2026.4 p247-260
仏塔 参考文献 向井佑介 『仏塔伝来 : 東アジアにひろがる古代寺院』 吉川弘文館 2026.4 p259-266
法の哲学 参考文献 フィーヴェークK 『自由の思惟 : ヘーゲルの『法哲学要綱』』 法政大出版局 2026.4 p7-26b
民主主義 書誌 グレーバーD 『民主主義の非西洋起源について : 「あいだ」の空間の民主主義』 平凡社 2026.4 p213-205
野生動物 参考文献 渡辺佑基 『鳥は飛びながら眠る : 超小型センサーで覗く野生動物の私生活』 中央公論新社 2026.4 p257-252
郵便 文献 ロスMP* 『郵便爆弾全史』 青土社 2026.4 p34-37b
歴史和解 参考文献 ハッチWF 『近隣諸国の亡霊たちと歴史和解 : なぜ日本は「過去」に取り憑かれ、ドイツは違うのか』 明石書店 2026.4 p269-260
労働問題 参考文献 河田皓史 『働く人が減っていく国でこれから起きること』 朝日新聞出版 2026.4 p232-234

凡 例

  : 他件名・書誌表示・編者略
 〈 〉 : 書誌部分編者
 p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
 3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
  : 図書単行書誌
 ks : 菊判
 46s : 四六判
 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
 89p : 全頁
 prr : 各章末

編者:有木太一ふとし紹介

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月 有木太一

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって(中西ゆたか

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、2007年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年(1940年)に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年(1944年)に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年(1954年)に再開されている。天野は昭和42年(1967年)に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕(昭和女子大学教授)

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