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第224回 件名編(2026年9月)

2026.9.15 update

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
異常気象 参考文献 今田由紀子 『異常気象の科学 : 猛暑・豪雨・大雪のしくみと将来予測』 講談社 2026.6 p231-230
異性装 参考文献 平山亜佐子 『断髪とパンツ : 明治・大正・昭和男装の「事件簿」』 中央公論新社 2026.6 p193-210
医薬品 引用参考文献 荒木博陽 『高齢者とおくすりのあんしんサポートブック : 薬剤師が教える薬の飲み方のコツと工夫』 メディカル・ケア・サービス 2026.6 p138-143
宇宙論 参考文献 二間瀬敏史 『なるほど現代宇宙論』 日本評論社 2026.6 p171-172
音楽 参考文献 大滝瓶太 『口笛吹きと音楽の犬』 小学館 2026.6 2pb
海軍 引用参考文献一覧 後瀉桂太郎 『海洋戦略論 : 大国は海でどのように戦うのか 2版』 勁草書房 2026.6 p229-241
海獣 参考文献 ベルタA 『ビジュアル図鑑海の哺乳類 : クジラ・イルカから、アザラシ、ジュゴン、ラッコ、絶滅動物まで』 河出書房新社 2026.6 p218-219
海洋政策 参考文献 修斌 『日本海洋戦略研究』 京都大学術出版会 2026.6 p197-201
家族 参考文献* ゴロンボクS 『オルタナティブ・ファミリー : さまざまな形の家族と、親子にとって本当に大切なこと』 明石書店 2026.6 p365-354
家庭経済 参考文献参考資料等 古田清和 『知っておきたいお金の整理と暮らしの制度 : 人生100年時代をどう生きるか?』 同文舘出版 2026.6 p254-256
貨幣 参考文献 東野治之 『貨幣の日本史 増補新版』 朝日新聞出版 2026.6 p293-304
気功 参照文献 黄信者 『気功の人類学 : 〈気〉と〈治〉の身体実践』 世界思想社 2026.6 p183-177
艤装 参考文献一覧 福地信義* 『船体艤装工学 2訂』 成山堂書店 2026.6 p216-218
喫茶店 註記参考文献 吉野亜湖 『日本人が知らない日本茶カフェの歴史 : 明治・大正時代の海外広告戦略』 八坂書房 2026.6 p4-11b
給水装置 参考資料 高水湧基 『まちかど給水塔図鑑』 創元社 2026.6 2pb
教育格差 参考文献 苅谷剛彦 『不平等と教育 : 日本の格差問題はなぜ解決しないのか』 中央公論新社 2026.6 p270-265
競馬 引用参考文献 高橋一友 『近代天皇と競馬 : 「帝国の賭博者」をめぐる主体性と偶然性』 明石書店 2026.6 p329-343
月経 参考文献一覧 杉田映理* 『月経とフィールドワーク : 実践ブック』 古今書院 2026.6 p107-109
航空運送 参考文献 伊藤恵理* 『空の地経学戦略 : 日本の経済安全保障と航空サプライチェーン』 日経BP日本経済新聞出版 2026.6 p266-252
皇室 参考図書参考文献 堤治 『堤ノート : 愛子さま誕生までの300日』 小学館 2026.6 p211-212
小鳥 参考文献 海老沢和荘 『鳥のお医者さんの「ヒナ」の教科書』 グラフィック社 2026.6 p223-222
山岳 参考文献 ベルニエX* 『地図とデータで見る山と山岳の世界ハンドブック』 原書房 2026.6 p179-181
さんご礁 文献 梅澤有* 『ビジュアル詳細サンゴ礁の世界 : 多面的に観る・知る・科学する』 朝倉書店 2026.6 p166-172
自殺予防 参考文献 藤原俊通 『つながりで支える自殺予防 : BONDモデルでわかる支援のかたち』 金子書房 2026.6 p189-190
社会精神医学 参考文献 水野雅文 『物語で治す社会を変える精神医学』 朝日新聞出版 2026.6 p301-318
宗教建築 参考文献 武澤秀一 『宗教建築を体感する : 祈る心をかたちにすると』 講談社 2026.6 p319-326
首都圏新都市鉄道 参考文献 鼠入昌史 『つくばエクスプレスと沿線の実力 : 首都圏最後のビッグプロジェクト物語』 交通新聞社 2026.6 p213-215
消費者行動 参考文献資料 久我尚子 『選ばない消費 : AI時代の暮らしと価値観』 集英社 2026.6 p231-235
人類史 参考文献 フォークD 『植物時代 : 人類進化の種が蒔かれたとき』 青土社 2026.6 p28-52b
生産管理 参考文献 野渡正博 『集団人的資本の相互補完 : グローバルものづくり生産現場からの探索』 文眞堂 2026.6 p231-241
精神衛生 参考文献 古宮昇 『「頑張っているのに報われない」気持ちを癒す : プロカウンセラーが教える大人の孤独をケアする心理学』 日本実業出版社 2026.6 p253-252
生物 参考文献 ライリーA 『極限環境生物 : 人間なら秒で死ぬ!ありえない場所でがんばる生きものたち』 日経ナショナルジオグラフィック 2026.6 p352-379
生命倫理 参考文献 堤未果 『堤未果の『すばらしい新世界』 : スマホで赤ちゃんを注文する日』 集英社 2026.6 p221-233
蔵書家 参考文献 紀田順一郎 『蔵書一代 : なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか』 中央公論新社 2026.6 p213-217
多文化主義 参考文献 サントスBdS 『南の認識論 : 不在の社会学と正義』 法政大出版局 2026.6 p18-50b
腸 参考資料 リチャードソンE 『腸の文化史 : ざわめく腸がすべてを決めてきた』 太田出版 2026.6 p281-268
鳥獣害 参考文献 小池伸介 『さまようクマ、変わる森 : 正しく怖がるための新しい教科書』 昭文社 2026.6 p140-141
著作権法 参考文献 池村聡 『はじめての著作権法 2版』 日経BP日本経済新聞出版 2026.6 p262-264
都市計画 参考文献 中川雄大 『「都市計画」の歴史社会学 : 戦間期東京が描く近代都市の理想と現実』 青土社 2026.6 p9-28b
人間関係 引用文献 山本志都 『「人と違う」ままでも大丈夫 : 普通から解き放たれるためのDPICの発達理論』 日本能率協会マネジメントセンター 2026.6 p310-312
認知行動療法 参考文献 富里周太 『自分でできる吃音の認知行動療法』 学苑社 2026.6 p36-37,99
燃焼 参考文献 横森剛 『燃えるとは何か』 集英社インターナショナル 2026.6 p250-251
農薬 参考資料 日本農薬学会 『農薬の疑問50』 成山堂書店 2026.6 p186-192
発達心理学 引用参考文献 富永大介 『看護・福祉・教育を支える心と脳の生涯発達論』 北大路書房 2026.6 p229-244
ひきこもり 文献 齋藤暢一朗 『家族と支援者のためのひきこもりサポートプログラム : ひきこもるこころとつながるための全6回』 金剛出版 2026.6 p189-191
漫才 参考文献 本庄豊 『お笑い芸人は戦場に行った : 吉本興業「わらわし隊」と秋田實、ミスワカナの時代』 旬報社 2026.6 p207-209
御輿 参考文献 森田玲 『神輿と祭の民俗学 : 人々の祈りとカミの道行き』 平凡社 2026.6 p324-332
ラッコ 引用文献 服部薫 『よみがえったラッコ : 海に浮かぶ小さなけもの』 東京大出版会 2026.6 p1-10b
労働政策 参考文献 大内伸哉 『労働政策の再創造 : AI共生社会における生存と自由』 弘文堂 2026.6 p439-457
和服 参考文献 小山弓弦葉 『きものの時代 : 江戸モードの三〇〇年』 中央公論美術出版 2026.6 p494-502

凡 例

 * : 他件名・書誌表示・編者略
 〈 〉 : 書誌部分編者
 p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
 3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
 ☆ : 図書単行書誌
 ks : 菊判
 46s : 四六判
 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
 89p : 全頁
 prr : 各章末

編者:有木太一ふとし紹介

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月 有木太一

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって(中西裕ゆたか)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、2007年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年(1940年)に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年(1944年)に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年(1954年)に再開されている。天野は昭和42年(1967年)に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕(昭和女子大学教授)

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