最近の書誌図書関係文献
(有木太一編)

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第224回 日本地歴編(2026年9月)

2026.9.15 update

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
会津西街道 参考文献 竹末広美 『下野街道の暮らし : 駑者馬が通る』 随想舎 2026.1 p202-205
青森県史 参考文献 サワダハンナジョイ 『日本語と英語で読む津軽の文化遺産』 弘前大出版会 2026.3 p290-295
飛鳥時代 参考文献一覧 徳橋達典 『日本書紀の鬼 : 孤高の女帝と善悪の境界』 ぺりかん社 2026.6 p247-251
安土桃山時代 引用参考文献 NHKスペシャル「戦国」取材班* 『戦国日本VSヨーロッパ : グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略』 集英社 2026.5 p260-263
甘粕事件 参考参照文献 田中伸尚 『なでし子を夜半の嵐にた折られて : 「甘粕事件」記憶の再生』 影書房 2026.3 p300-307
綾部市 参考文献 『綾部藩』 綾部市教委 2026.3 p105-106
江戸時代 参考資料 朝倉かすみ 『けんぐゎい』 光文社 2026.4 2pb
大阪市 参考文献 北沢陶 『をんごく』 KADOKAWA 2026.6 p217-218
沖縄県史 参考引用文献 豊永浩平 『はくしむるち』 講談社 2026.1 p276-277
貝塚 参考文献 山崎真治 『琉球の貝塚文化 : 貝塚人のくらしと海を越えた交流』 新泉社 2026.2 p244-256
かくれ切支丹 引用史料参考文献 村上紀夫 『江戸時代の魔女裁判 : 豊田貢と文政京坂キリシタン事件』 創元社 2026.2 p198-200
旧石器時代 参考引用文献 森先一貴 『入門旧石器時代の考古学』 同成社 2026.6 p187-202
教王護国寺(京都市) 参考文献 新見康子 『東寺と京都の一二〇〇年』 吉川弘文館 2026.7 p191-198
京都市 参考文献 梅村重之 『3DCGでめぐる京都歴史散歩 御所・公家町編』 学芸出版社 2026.3 p156-157
公家 参考文献 佐伯智広 『家柄の誕生 : 古代貴族から近代華族へ』 吉川弘文館 2026.3 p241-247
群馬県 参考文献 内山充 『上毛かるたを歩く』 上毛新聞社 2026.4 p306-307
元寇 参考文献 網野善彦 『蒙古襲来』 講談社 2026.3 p572-579
小倉藩 参考文献史料 守友隆 『シリーズ藩物語 小倉藩』 現代書館 2026.4 p205-206
桜田門外の変 参考文献 小野塚謙太 『破 : 桜田門外の変と天狗党の乱』 メディアパル 2026.3 2pb
札幌神社外苑 参考文献 牛村圭 『スポーツを読む : 文明の視座文化の視座』 東京大出版会 2026.3 p178-182
荘園 文献目録 赤松秀亮 『中世荘園空間と在地社会』 吉川弘文館 2026.3 p34-44
石器 参考文献 乗松真也 『弥生石器と瀬戸内社会』 新泉社 2026.1 p213-232
戦国大名 参考文献 渡邊大門 『グローバル経済の中の戦国時代 : 鉄砲・火薬・金銀・奴隷』 草思社 2026.2 p253-255
僧兵 参考文献 衣川仁 『僧兵・大衆・強訴 : 表裏一体の祈りと暴力』 戎光祥出版 2026.3 p394-396
総力戦研究所 参考文献 工藤美知尋 『総力戦研究所と海軍第一委員会 : なぜ日本は負けると知りながら開戦したのか』 並木書房 2026.6 p236-239
大化改新 参考文献 瀧音能之 『飛鳥の古代史 : 大化の改新と日本国誕生の謎を解く』 宝島社 2026.2 p206-207
太平洋戦争 参考資料 中脇初枝 『愛子さん』 講談社 2026.5 2pb
丹波篠山市 引用文献 中塚雅也* 『地域連携の実践知』 神戸大出版会 2026.6 p169-172
東京都 参考文献 井上理津子 『東京で驚いた』 光文社 2026.5 p254-255
銅鐸 参考文献 寺沢薫 『銅鐸の世界』 新泉社 2026.4 p348-357
南北朝時代 参考文献一覧 森茂暁 『南北朝時代』 講談社 2026.5 p377-385
日中戦争 参考資料 菊池一隆 『日中戦争前史1931-1937 : 蒋介石の対日不抵抗政策との関連で』 汲古書院 2026.3 p371-374
二・二六事件 著作 大蔵栄一 『二・二六事件への挽歌 下』 中央公論新社 2026.2 p303-304
日本経済 参考文献 吉川洋 『日本 : 没落か再生か : 時代精神とアニマルスピリッツ』 新潮社 2026.5 p220-215
日本建築 参考文献 青井哲人* 『いちばんよくわかる日本建築史入門 : オールカラーで読む決定版!』 エクスナレッジ 2026.3 p253-254
日本社会 参考文献一覧 西村カリン 『日本「完璧」な国の裏側』 河出書房新社 2026.1 p1-2b
日本美術 参照文献 島尾新 『擬人化の日本美術史』 淡交社 2026.4 p270-271
廃仏毀釈 参考文献 栗林文夫 『廃仏毀釈はなぜ起きたのか』 山川出版社 2026.3 p262-269
箸墓古墳(桜井市) 参考資料 戸矢学 『箸墓の本当の被葬者とは : 崇神王朝とモモソ姫』 河出書房新社 2026.2 p173-174
埴輪 引用参考文献* 木村理 『埴輪生産と古墳時代の王権構造』 大阪大出版会 2026.4 p287-335
東日本大震災 参照文献 木村周平 『つなみのあと、みらいのさき : 東日本大震災の文化人類学的ストーリーズ』 生活書院 2026.3 p334-329
(1-4b)
琵琶湖 参考文献 琵琶湖・淀川水質保全機構 『BYQ水環境レポート : 琵琶湖・淀川の水環境の現状 32 令和6年度』 琵琶湖・淀川水質保全機構 2026.3 2pb
武士 参考文献 下川雅弘* 『武士の記憶 : 伝承・記録・由緒から読み解く合戦と旧家』 戎光祥出版 2026.3 p249-257
北海道 絵本リスト 絵本学会機関誌編集委員会 『絵本BOOK END 2026 特集 : 絵本は生命のバトン』 絵本学会 2026.6 p111-113
町奉行 参考文献史料一覧 滝口正哉 『江戸町奉行所与力・同心の世界』 岩波書店 2026.2 p227-233
松戸市 参考文献 渡辺尚志 『江戸時代の俳諧文化と寺子屋教育 : 小林一茶を迎えた人々』 たけしま出版 2026.4 p101-102
屯倉 文献目録 篠川賢* 『国造制・屯倉制の研究』 八木書店出版部 2026.1 p453-471
明治時代 参考文献 加藤聖文 『世界史の中の明治維新 : なぜ日本は「帝国」を目指したのか』 SBクリエイティブ 2026.3 p298-303
邪馬台国 引用文献 東潮 『邪馬台国の考古学 : 魏志東夷伝が語る世界』 吉川弘文館 2026.6 p231-239,
264
弥生時代 参考文献 浜田晋介 『探究弥生文化 : 学説はどう変わってきたか 上 増補改訂』 雄山閣 2026.2 p179-192

凡 例

  : 他件名・書誌表示・編者略
 〈 〉 : 書誌部分編者
 p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
 3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
  : 図書単行書誌
 ks : 菊判
 46s : 四六判
 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
 89p : 全頁
 prr : 各章末

編者:有木太一ふとし紹介

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月 有木太一

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって(中西ゆたか

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、2007年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年(1940年)に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年(1944年)に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年(1954年)に再開されている。天野は昭和42年(1967年)に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕(昭和女子大学教授)

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