最近の書誌図書関係文献
(有木太一編)

第221回 研究者編(2026年6月)

2026.6.15 update

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
吾妻重二 業績一覧 吾妻重二教授退休記念論集刊行委員会 『中国思想と文化交渉 : 吾妻重二教授退休記念論集』 汲古書院 2026.1 p487-521
井口貢 編著書単行本* 「同志社政策科学研究 27.2」 同志社大 2026.3 p188-193
伊藤寿和 著作目録 「史艸 66」 日本女子大 2025.11 p3-9
伊藤洋典 業績 「熊本法学 166」 熊本大 2026.3 p328-332
今井雅和 業績 「専修経営学論集 120」 専修大 2025.11 p72-74
岩谷十郎 業績 「法学研究 98.12」 慶応義塾大 2025.12 p408-417
岩原紳作 著作目録 岩原紳作 『会社法・金融法研究の軌跡』 有斐閣 2025.12 p374-389
植木行宣 著作目録 〈福持昌之*〉 「京都民俗 : 京都民俗学会会誌 44」 京都民俗学会 2025.11 p39-47
臼杵陽 著作目録 「史艸 66」 日本女子大 2025.11 p13-56
打越正行 業績一覧 打越正行 『沖縄社会論 : 周縁と暴力』 筑摩書房 2025.12 p451-455
大沢博明 業績 「熊本法学 166」 熊本大 2026.3 p322-324
河原祐馬 業績目録 「岡山大学法学会雑誌 75.3・4=262」 岡山大 2026.3 p383-387
(731-735)
金鎔基 論文* 「商學討究 76.4」 小樽商科大 2026.3 p171-174
木村敏 全業績一覧 清水健信 『臨床と哲学のあいだ : 木村敏とドイツの現象学・人間学』 晃洋書房 2026.1 p142-178
郡司隆男 業績 板東美智子* 『語彙主義に基づく言語研究 : 基礎と応用研究 : 郡司隆男先生御退任記念論文集』 日本評論社 2025.11 p250-257
幸田亮一 業績一覧 「熊本学園商学論集 30.1=74」 熊本学園大 2025.11 p203-208
駒村圭吾 業績 「法学研究 99.3」 慶応義塾大 2026.3 p467-500
小山剛 業績 「法学研究 99.2」 慶応義塾大 2026.2 p681-705
近藤公彦 書籍等出版物* 「商學討究 76.2・3」 小樽商科大 2025.12 p118-120
笹山茂 業績 「熊本学園大学経済論集 32.1-4」 熊本学園大 2026.3 p257-260
佐藤吾郎 業績目録 「岡山大学法学会雑誌 75.3・4=262」 岡山大 2026.3 p396-401
(744-749)
佐藤正英 業績一覧 佐藤正英 『日本の思想とは何か : 現存の倫理学 新版』 筑摩書房 2025.12 p6-12b
島崎隆 執筆一覧 「季報唯物論研究 173」 季報「唯物論研究」刊行会 2025.11 p135-137
島田章 業績目録 「経営と経済 105.3=305」 長崎大 2025.12 p159-161
鈴木千佳子 業績 「法学研究 99.1」 慶応義塾大 2026.1 p463-469
袖井林二郎 業績 〈明田川融〉 「法學志林 123.4=812」 法政大 2026.3 p6-15
田口善久 著作目録 「千葉大学ユーラシア言語文化論集 27」 千葉大 2025.12 p5-8
田中教雄 著作目録 「法政研究 92.3」 九州大 2025.12 p1-5b
永井憲一 業績一覧 「法學志林 123.3=811」 法政大 2025.11 p25-49
永瀬伸子 業績 「生活社会科学研究 32」 お茶の水女子大 2025.11 p6-12
中田修 業績 〈小畠秀吾〉 「犯罪学雑誌 91.2」 日本犯罪学会 2025.10 p23-24
中村まづる 著作目録 「青山経済論集 77.4」 青山学院大 2026.3 p297-300
中村良夫 著作目録 中村良夫 『辞典風景学 : 風土・身体・自治からのまちづくり』 藤原書店 2025.12 p356-357
二村一夫 執筆文一覧 二村一夫 『二村一夫著作集 6 随想・追憶・書評』 旬報社 2025.12 p471-495
野呂芳信 業績一覧 「文学論藻(東洋大学文学部紀要 日本文学文化篇) 100」 東洋大 2026.3 p4-6
早川純貴 業績一覧 「駒澤法学 25.1=89」 駒澤大 2025.12 p150-152
平沢尚毅 論文* 「商學討究 76.4」 小樽商科大 2026.3 p177-180
広田律子 業績 「神奈川大学経営学部国際経営論集 71」 神奈川大 2026.3 p7-12f
藤村久和 書誌 〈花輪陽平〉 「アイヌ語地名研究 28」 アイヌ語地名研究会 2025.12 p179-216
堀真理子 業績目録 「青山経済論集 77.3」 青山学院大 2025.12 p123-134
真山達志 著書* 「同志社政策科学研究 27.2」 同志社大 2026.3 p180-186
丸山珪一 掲載一覧 〈田畑稔〉 「季報唯物論研究 173」 季報「唯物論研究」刊行会 2025.11 p142-143
宮沢恒之 年表 〈石上周蔵〉 「伊那 73.11=1170」 伊那史学会 2025.11 p3-7
棟居快行 業績 「専修ロージャーナル 21」 専修大 2025.12 p193-203
村上一博 業績 「法律論叢 98.2・3」 明治大 2025.12 p5-26f
森永卓郎 業績 「独協経済 120」 独協大 2025.10 p9-12
山本寛 著書* 「青山経営論集 60.4」 青山学院大 2026.3 6pf
吉野夏己 業績目録 「岡山大学法学会雑誌 75.3・4=262」 岡山大 2026.3 p390-393
(738-741)
吉見俊哉 単著書リスト 吉見俊哉 『自己との対話 : 社会学者、じぶんのAIと戦う』 集英社 2025.12 p326-329
林哲 著作目録 〈鄭栄桓〉 『朝鮮現代史論 : 解放一年史を問いなおす』 法政大 2025.12 p459-463

凡 例

  : 他件名・書誌表示・編者略
 〈 〉 : 書誌部分編者
 p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
 3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
  : 図書単行書誌
 ks : 菊判
 46s : 四六判
 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
 89p : 全頁
 prr : 各章末

編者:有木太一ふとし紹介

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月 有木太一

2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって(中西ゆたか

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、2007年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年(1940年)に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年(1944年)に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年(1954年)に再開されている。天野は昭和42年(1967年)に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕(昭和女子大学教授)

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