図書館サポートフォーラム ニュースレター第19号 第 19 号  2005 年 3 月 1 日
発行 図書館サポートフォーラム

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■第7回図書館サポートフォーラム賞授賞決定

○菊池佑氏(日本病院患者図書館協会会長、IFLA常任委員)

岩手県出身。図書館短期大学別科修了。大学図書館勤務の傍ら、1974年日本病院患者図書館協会を設立し、国内の全国調査と欧米視察の知見を踏まえて、わが国初の専任司書担当の患者図書館、県立静岡がんセンター「あすなろ図書館」を実現させるなど、病院患者図書館の調査・研究・普及活動で30年間常にパイオニアとして活動してきた。最近、芝大門(日赤の隣)に「いのちの図書館」を開設する等、活躍はとどまることを知らない。

○京藤松子氏(元アメリカンセンター資料室司書)

米国ルイジアナ州立大学大学院図書館情報学修士課程修了。エール大学図書館東洋部に勤務し、日本研究・日米関係分野の研究者の研究支援に努めた後、帰国。1972年より米国政府機関であるアメリカンセンター資料室に33年間勤務、このたび退職した。その間、米国政府関係の日本国内への情報提供をはじめ最新の情報技術に関する情報提供、図書館情報学の学生・教師をはじめ日本人研究者の渡米準備への指導助言、「誰のための図書館」の翻訳出版、さらには日本の専門図書館協議会と米国 Special Libraries Association との強力なパートナーシップの確立に尽力するなど館界に多彩な貢献をした。今後の更なる活躍が期待される。

小林是綱氏(山中湖情報創造館館長)

山梨県立図書館司書、石和町立図書館設立(初代館長)、大泉村に八ヶ岳大泉図書館を建設(初代館長)し「金田一春彦ことばの資料館」を設置。一方、県内の図書館ネットワークなどパイオニアとしてIT化を推進、図書館資料のデジタル化による資産の共有をはかるため、NPO地域資料デジタル化研究会を立ち上げ、現在は、山中湖に情報創造館を設立させ、その運営を受託している。館界の常識をこえた、斬新なアイディアと行動力の人である。

■第7回図書館サポートフォーラム賞授賞式

第7回図書館サポートフォーラム賞授賞式を 4 月 15 日(金)に開催致します。 ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上ご出席賜りたくお願い申し上げます。
日時:
 2005 年 4 月 15 日(金)  16:00 〜 20:00
会場:
 日本教育会館
 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
 TEL:03(3230)2831
  都営新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅(A1出口)下車徒歩3分
  都営三田線神保町駅(A8出口)下車徒歩5分
  東京メトロ東西線竹橋駅(北の丸公園側出口)下車徒歩5分
  東京メトロ東西線九段下駅(6番出口)下車徒歩7分
  JR総武線水道橋駅(西口出口)下車徒歩15分
 
スケジュール:
 16:00 〜 17:00 808号室(8F・総会)
 17:00 〜 18:00 同上(8F・表彰式)
 18:00 〜 20:00 喜山倶楽部 芙蓉(9F・懇親会)
懇親会費:
 4,000円


「図書館サポートフォーラム総会2005」・「第7回図書館サポートフォーラム賞授賞式」
参加申込書
FAX. 03-3764-0845 E-mail. lsf@nichigai.co.jp
図書館サポートフォーラム事務局宛
図書館サポートフォーラム総会2005      参加 / 不参加
第7回図書館サポートフォーラム賞授賞式   参加 / 不参加
お名前:  
ご住所:  
TEL:  
FAX:  
E-mail:  

「図書館サポートフォーラム総会2005」・「第7回図書館サポートフォーラム賞授賞式」に参加をご希望の方は、申込書(郵便・FAX)または電子メールにて事務局宛お申し込み下さい。

■第7回図書館サポートフォーラム賞授賞決定

過日の表彰委員会にて、今後は図書館サポートフォーラム賞にノミネートされた方々ならびに機関等を公表することと致しました。惜しくも受賞とならなかったものの各候補とも図書館界に多大な貢献をなされた方ばかりです。五十音順にご紹介致します。

伊藤民雄氏(実践女子大学図書館)

「インターネットで文献検索」や大学図書館ウェブサイトにおいて、情報検索に役立つサイト・データベースを紹介し、文献探索のある種の規範を示した功績

大谷明史氏(企業史料協議会理事、元三井銀行調査部)

企業のアーカイブス・社史編纂などの活動を支援し企業史料の重要性を広く認識させた企業史料協議会の多彩な活動を、『企業史料協議会20年史』(2004年3月刊)にまとめた功績

小澤隆司氏(札幌学院大学法学部教授)・藤井祥子氏(宮内庁書陵部)・高山京子氏(元法務図書館法務専門館)

故牧野英一法学博士の残した膨大な資料を整理、『故牧野英一博士寄贈図書目録新版』(法務図書館、2002年4月刊)を刊行し、資料の保存ならびに公開に貢献した功績

神奈川県立川崎図書館

自然科学・工学・産業技術分野に特化した図書館サービスを実践し、社史コレクション、デポジットライブラリーを整備、さらには民間団体資料室との連携にも努め、特徴的な図書館運営に努めてきた功績

大丸弘氏(国立民族学博物館名誉教授)・高橋晴子氏(大阪樟蔭女子大学学芸学部助教授)

服飾身装関連のデータベースの構築ならびに基本書誌の刊行など、分野の枠にとらわれず連携して図書館資料の蓄積に貢献し、ドキュメンテーションのありかたに大きな示唆を与えた功績

長谷川豊祐氏(鶴見大学図書館)

個人サイト「図書館員のためのインターネット」において、図書館に関する豊富な情報資源を提供し図書館サービスの向上に貢献した功績

松居友氏(ミンダナオ子ども図書館館長)

ミンダナオ子ども図書館における読み語り・医療プロジェクト推進・現地語書籍の出版・スカラシップ導入など、子どもたちのための多岐にわたる活動を実践した功績

■文集「ふぉーらむ」第2号原稿募集

フォーラム会員による文集「ふぉーらむ」創刊号の発行からはや3ヶ月。好評につき第2号の原稿を以下の要領で原稿を募集いたします。

テーマ: 1.私の図書館論、図書館でやってきたこと。
2.図書館・図書館産業に望むこと。
3.これからの図書館員
4.国際交流・ネットワーク
5.俳句・川柳
締 切: 2005年3月20日まで

原稿はメール、ファックス(03-3764-0845)などで事務局宛にお送りください(手書き原稿可、入力データがあれば尚可)。今後ホームページでも公開していきますので、多数のご応募をお待ちしております。

[お詫び]
先日発送のニュースレター第19号にて掲載いたしました内容に誤りがございました。菊池佑氏のプロフィールは正しくは図書館短期大学別科修了です。誠に申し訳ございません。ここにお詫び申し上げます。

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