地方史情報

地方史研究雑誌目次速報 178号(2026.3)

飯澤文夫編|日外アソシエーツ制作(毎奇数月1日ポスト)

北海道岩手山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山岡山広島山口徳島愛媛福岡熊本全国誌寄贈図書編集後記

北海道

郷土史ていね (212) 手稲郷土史研究会 2025.12

文化情報 (407) 北海道文化財保護協会 2026.1

北方民族博物館だより (138) 北海道立北方民族博物館 2025.9

北方民族博物館だより (139) 北海道立北方民族博物館 2025.12


岩手県

花巻市博物館だより (77) 花巻市博物館 2025.12


山形県

村山民俗学会 (411) 村山民俗学会 2026.1

村山民俗学会 (412) 村山民俗学会 2026.2

米沢史学 (41) 米沢史学会 2025.10


福島県

フークトーブ通信 (68) フークトーブ通信社 2026.1

文字摺通信 (101) 文字摺歴史文化社 2025.12

文字摺通信 (102) 文字摺歴史文化社 2025.12

文字摺通信 (103) 文字摺歴史文化社 2026.1

文字摺通信 (104) 文字摺歴史文化社 2026.1

文字摺通信 (105) 文字摺歴史文化社 2026.2


茨木県

茨城史林 (49) 茨城地方史研究会 2025.6

茨城の民俗 (64) 茨城民俗学会 2025.11

ほない歴史通信 (117) 大子町教育委員会 2025.12


栃木県

ふるさと矢板 (60) 矢板市教育委員会生涯学習課 2024.3

ふるさと矢板 (61) 矢板市教育委員会生涯学習課 2025.3


群馬県

群馬文化 (356) 群馬県地域文化研究協議会 2025.12



埼玉県

土と水と風 (1) 埼北文化研究会 2020.2

土と水と風 (2) 埼北文化研究会 2021.2

土と水と風 (3) 埼北文化研究会 2022.2

土と水と風 (4) 埼北文化研究会 2023.5

土と水と風 (5) 埼北文化研究会 2024.9

土と水と風 (6) 埼北文化研究会 2025.11


千葉県

我孫子市史研究センター・会報 (282) 我孫子市史研究センター 2025.11

会報 (155) 房総石造文化財研究会事務局 2025.10

会報 (156) 房総石造文化財研究会事務局 2026.1

郷土研通信 (16) 九十九里郷土研究会 2025.4


東京都

あるむぜお (154) 府中市郷土の森博物館 2025.12

奥武蔵 (463) 奥武蔵研究会 2026.1

世田谷区誌研究会会報 (57) 世田谷区誌研究会 2025.12

世田谷区誌研究会会報 (58) 世田谷区誌研究会 2026.1

世田谷区誌研究会会報 (59) 世田谷区誌研究会 2026.2

多摩地域史研究会会報 (169) 多摩地域史研究会 2026.1

多摩のあゆみ (199) たましん地域文化財団 2025.8

多摩のあゆみ (200) たましん地域文化財団 2025.11 コラム

 1975年11月に、多摩地域の歴史・文化をテーマとする「茶の間の郷土誌」を標榜して創刊、50年200号を迎えた。
 多摩信用金庫(たましん)は企業理念に、地域の産業に活気があり、文化が花開いている地域は、賑わいが生まれ、暮らしやすい豊かな地域であると掲げて事業展開をしている。文化活動を担う「たましん地域文化財団」は、多摩地域で創作活動をしている作家やゆかりの作家の作品を中心に収集・展示する「たましん美術館」と、本誌を編集するいわば地域資料センターとしての機能を果たす「歴史資料室」で構成されている。「歴史資料室」には、『地方史文献年鑑』創刊(1997年版、1999年刊)以来、東京・多摩地域資料の調査で絶大な支援をいただいてきた。
 『多摩のあゆみ』は毎号特集を組み、テーマは歴史から民俗、文学、自然と多岐にわたっている。執筆者も、市民研究者、資料館・博物館等の学芸員、大学研究者と多様で、1200名近くに上るという。創刊50周年記念として、200号「歴史編」のほか、201号(2026.2)「地理・民俗編」、202号(2026.5)「アーカイブ編」、203号(2026.8)「美術編」が予定されている。
 200号の沖川伸夫「自治体史ことはじめ―多摩市史と相模原市史をふりかえる」で、元明治大学博物館学芸員・事務長(後に相模原市立博物館長、同市市史特別顧問)の神崎彰利さんの人となりに言及されている。私事になるが、神崎さんは、筆者の地方史文献データ編集を当初から評価され、全国の研究団体から寄贈される雑誌の散逸を避け、活用されることを意図して、収蔵と一般公開を引き受けてくださった方である。
 創刊50周年を機に、デジタルアーカイブの充実が図られ、昨年には本誌バックナンバー(160号まで)と、歴史資料室が所蔵する地域資料の、赤色立体地図、絵図・地図、絵葉書、チラシが公開された。今後は、たましん美術館収蔵作品の一部や浮世絵、古陶磁などの公開が予定されている。https://adeac.jp/tamashin/top/
 素晴らしい地域貢献である。


練馬郷土史研究会会報 (398) 練馬郷土史研究会 2025.10

練馬郷土史研究会会報 (399) 練馬郷土史研究会 2026.1

練馬古文書研究会会報 (69) 練馬古文書研究会 2025.12

武蔵村山市立歴史民俗資料館報 (67) 武蔵村山市立歴史民俗資料館 2025.12


神奈川県

小田原史談 (284) 小田原史談会 2026.1

かまくら女性史の会newsletter (133) かまくら女性史の会 2025.12

かまくら女性史の会newsletter (134) かまくら女性史の会 2026.1

古文書を読もう 11(3) 通号35 厚木市郷土資料館古文書解読会 2025.12

コロス (184) 常民文化研究会 2026.2

大和市史研究 (44) 大和市文化スポーツ部 2025.3

歴研よこはま (89) 横浜歴史研究会 2025.11


新潟県

新潟県文人研究 (28) 越佐文人研究会 2025.11


富山県

高岡市万葉歴史館紀要 (35) 高岡市万葉歴史館 2025.3

富山史壇 (208) 越中史壇会 2025.12


石川県

加能民俗 (168) 加能民俗の会 2025.3

加能民俗研究 (56) 加能民俗の会 2025.3


福井県

福井民俗の会会報 (復刊1) 福井民俗の会 2025.7

福井民俗の会会報 (復刊2) 福井民俗の会 2026.1


山梨県

郷土高根 (42) 高根町郷土研究会 2025.3


長野県

伊那路 69(12) 通号827 上伊那郷土研究会 2025.12

伊那路 70(1) 通号828 上伊那郷土研究会 2026.1

伊那民俗 (141) 柳田国男記念伊那民俗学研究所 2025.7

伊那民俗 (142) 柳田国男記念伊那民俗学研究所 2025.8

山河 (76) 満蒙開拓平和記念館 2026.1

長野 (327) 長野郷土史研究会 2025.12 コラム

 2025年5月26日施行の改正戸籍法により、戸籍の氏名にフリガナが付けられることになった。これにより、当人が望まぬ読まれ方がすることはなくなるであろう。
 長野県では古くから、佐久間象山の「ゾウザン」と「ショウザン」が論争になっている。明治期から長く愛唱され、戦後に県歌になった「信濃の国」が「ゾウザン」と詠ったっていることもあり、「ゾウザン」が優勢であったが、近年は、長野郷土史研究会創設者小林計一郎氏らの研究により、「ショウザン」説が有力である。
 小林一郎「渡辺敏と浅井冽の名前の読み方の変遷」は、明治後期の長野県の二大教育家と評される渡辺敏と浅井冽について、渡辺が、「ビン」から「サトシ」を経て「ハヤシ」に、浅井が「レツ」から「キヨシ」に変化しいく過程を、人物伝、研究書、事典、文化人名録(著作権台帳)、自治体史、回想録、新聞、さらには、国立国会図書館の著者名典拠録まで博捜し、そのきっかけを明らかにしたものである。
 渡辺は、生存中も没後も、戦前はすべて「ビン」であった。浅井もまた「レツ」であったが、長野県教育界に大きな影響力をもつ信濃教育会が1960年に刊行した伝記集で、それぞれ、「サトシ」、「キヨシ」としたことで、一気に流れが変わった。しかし根拠は明確でなく、小林氏は、ふり仮名を付ける必要性から、一般的な読み方を選択してしまったのではないかと推察する。渡辺はさらに、「ハヤシ」に変わる。これは1974年に信濃史学会がまとめた先学略年譜で遺族からの聞き取りとして用いられ、信濃史学会という権威を背景に普及したと小林氏は述べる。一方、浅井の遺族は「キヨシ」を否定しているという。
 「信濃の国」で、象山を「ゾウザン」と詠んだ作詞者は浅井冽である。自身の名が「キヨシ」と読まれていることを泉下で何と受け止めているだろうか。


長野県民俗の会会報 (48) 長野県民俗の会 2025.12

長野県民俗の会通信 (311) 長野県民俗の会 2026.1


静岡県

久能山くのうざん東照宮文化財保存顕彰会会報 (58) 久能山東照宮文化財保存顕彰会 2025.8

静岡県近代史研究会会報 (565) 静岡県近代史研究会 2025.10

静岡県近代史研究会会報 (567) 静岡県近代史研究会 2025.12

静岡県近代史研究会会報 (568) 静岡県近代史研究会 2026.1

静岡県民俗学会会報 (196) 静岡県民俗学会 2025.12

静岡歴研会報 (171) 静岡県歴史研究会 2025.12


愛知県

あつた (289) 熱田神宮宮庁 2026.1

蓬左ほうさ (110) 名古屋市蓬左文庫 2026.1

歴史文化館だより (21) 犬山城白帝文庫歴史文化館 2023.9

歴史文化館だより (22) 犬山城白帝文庫歴史文化館 2024.3

歴史文化館だより (23) 犬山城白帝文庫歴史文化館 2024.10


三重県

海とにんげん&SOS (51) SOS運動本部海の博物館 2025.12

皇学館史学 (40) 皇学館大学史学会 2025.3

はるか (114) 多気町郷土資料館 2026.1


滋賀県


湖国と文化 50(1) 通号194 びわ湖芸術文化財団 2026.1

戦国史と人 (76) 戦国史と人を学ぶ会 2026.1

昔風と当世風 (110) 古々路の会 2025.12

京都府

会報 (144) 京都市文化観光資源保護財団 2025.12

会報和訶羅河わからがわ (295) 城陽の緑と文化財を守る会 2025.12

会報和訶羅河わからがわ (296) 城陽の緑と文化財を守る会 2026.1

都藝泥布つぎねふ (89) 京都地名研究会事務局 2025.12

リーフレット京都 (433) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.2

リーフレット京都 (434) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.2

リーフレット京都 (435) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.4

リーフレット京都 (436) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.4

リーフレット京都 (437) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.7

リーフレット京都 (438) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.7

リーフレット京都 (439) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.10

リーフレット京都 (440) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2025.10

リーフレット京都 (441) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2026.1

リーフレット京都 (442) 京都市埋蔵文化財研究所・京都市考古資料館 2026.1


大阪府

大阪の歴史 (98) 大阪市史料調査会 2025.9

つどい (446) 豊中歴史同好会 2025.12

つどい (447) 豊中歴史同好会 2026.1

テンプス (87) 貝塚市教育委員会 2025.9


兵庫県

生活文化史 (53) 神戸・深江生活文化史料館 2025.3

摂播歴史研究 (96) 摂播歴史研究会 2025.5

摂播歴史研究 (97・98) 摂播歴史研究会 2025.11

西宮文化協会会報 (693) 西宮文化協会 2025.12

西宮文化協会会報 (694) 西宮文化協会 2026.1

歴史と神戸 64(6) 通号373 神戸史学会 2025.12


奈良県

大美和おおみわ (150) 大神神社 2026.1


和歌山県

熊野 (169) 紀南文化財研究会 2025.11

和歌山地方史研究 (90) 和歌山地方史研究会 2025.11


岡山県

宇喜多家史談会会報 (97) 宇喜多家史談会 2026.1

岡山地方史研究 (167) 岡山地方史研究会 2025.12

岡山藩研究 (95) 岡山藩研究会 2025.7

岡山藩研究 (96) 岡山藩研究会 2025.12

きび野 (173) 岡山県郷土文化財団 2026.1

備前岡山 (48) 牛窓神社社務所 2026.1


広島県

県北どらくろあ (117) どら書房 2025.12

県北どらくろあ (118) どら書房 2026.1

備陽史探訪 (244) 備陽史探訪の会 2025.11

ひろしま護国 (75) 広島護国神社 2025.12

みよし地方史 (128) 三次市地方史研究会 2025.12

わが町三原 (417) みはら歴史と観光の会 2025.12

わが町三原 (418) みはら歴史と観光の会 2026.1

わが町三原 (419) みはら歴史と観光の会 2026.2


山口県

岩国地方史研究 (34) 岩国地方史研究会 2025.6

岩国地方史研究 (35) 岩国地方史研究会 2025.9

山口県地方史研究 (133) 山口県地方史学会 2025.6

山口県地方史研究 (134) 山口県地方史学会 2025.11


徳島県

徳島県立博物館博物館ニュース (141) 徳島県立博物館 2025.12


愛媛県

小松史談 (152) 小松史談会 2026.1


福岡県

古賀郷土史研究会通信 (24) 古賀郷土史研究会 2025.11

太宰府市公文書館紀要 (19) 太宰府市 2025.3

太宰府市公文書館報 2024年度 太宰府市 2025.5


熊本県

熊本の地名 (290) 熊本地名研究会 2025.12

熊本の地名 (291) 熊本地名研究会 2026.1


全国誌

あしなか (333) 山村民俗の会 2025.10

儀礼文化ニュース (240) 儀礼文化学会 2025.12

近代史料研究 (25) 日本近代史研究会 2025.10

神戸大学史学年報 (40) 神戸大学史学研究会 2025.6

史迹しせきと美術 95(6)通号953 史迹美術同攷会 2025.11

城郭史研究 (44) 日本城郭史学会 2025.12

城郭だより (131) 日本城郭史学会 2025.10

城郭だより (132) 日本城郭史学会 2026.1

城だより (683) 日本古城友の会 2025.11

城だより (684) 日本古城友の会 2025.12

城だより (685) 日本古城友の会 2026.1

西郊民俗 (273) 西郊民俗談話会 2025.12

大道芸通信 (409) 日本大道芸・大道芸の会 2025.12

東北宗教学 (19) 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室 2023.12

東北宗教学 (20) 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室 2024.12

日本の石仏 (187) 日本石仏協会 2025.12

民俗学研究所ニュース (147) 成城大学民俗学研究所 2025.1

民俗学研究所ニュース (148) 成城大学民俗学研究所 2025.4

民俗学研究所ニュース (149) 成城大学民俗学研究所 2025.7

民俗学研究所ニュース (150) 成城大学民俗学研究所 2025.10

民俗建築 (168) 日本民俗建築学会 2025.11


寄贈図書

鎌倉公方足利氏の至宝喜連川家文書 さくら市制二十周年記念第一〇七回企画展 栃木県有形文化財指定記念 さくら市ミュージアム―荒井寛方記念館 2025.10

市史研五〇周年記念誌 (我孫子史研究 4号) つくばね舎 2025.11

菊田日記(6)(第30番~第33番) (富士吉田市歴史民俗博物館資料叢書 第7集) 富士吉田市教育委員会 2025.9

柳田國男と南信州 三遠信の民俗研究 柳田國男記念伊那民俗学研究所 2025.7

質商旧記 (大阪市史史料 第97輯) 大阪市史編纂所・大阪市史料調査会 2025.8

小松藩主・一柳ひとつやなぎ 家譜 小松藩政資料集 石丸敏信 2026.1

地域の文化と産業に結びついた建築の風景 長崎市外海地区の教会施設と炭住団地 2025年度一般社団法人日本民俗建築学会第30回シンポジウム 日本民俗建築学会 2025.10

変わりゆく戦没者慰霊 モニュメントから聖地巡礼まで 雄山閣 2025.8



編集後記

 『地方史文献年鑑』2024年版の刊行から息つぐ間もなく、2025年版の準備に取り掛かっています。まずは、国立国会図書館に所蔵がない雑誌と所蔵されていても雑誌記事索引の採録誌になっていない雑誌の発行団体に寄贈依頼を、併せて、この数年の刊行が不明の雑誌に発行状況の照会を兼ねて寄贈依頼をしています。

 厚かましい依頼にも拘わらず、ぽつぽつと反応があります。中には創刊号から揃え、在庫がない号はコピーを取ってまで送ってくださる団体もあります。ありがたいことです。一方で残念ながら、会員の高齢化と減少により休刊中、もしくは終刊したとの返答も何件かありました。

 また、雑誌とはいえぬ両面2頁程度のチラシの様なものと遠慮された雑誌もあります。私どもはどんなに小さな雑誌であっても、そこに郷土史研究の成果や動向、情報が掲載されているのであれば、細大漏らさず採録し、地域での活動の証を記録し、伝えていきたいと考えています。「地方史情報」と『地方史文献年鑑』への掲載を、活動の励みとしていただけることを願っています。


地方史研究雑誌目次速報 178号 2026年(令和8年)3月1日 発行

編集:飯澤文夫

制作:日外アソシエーツmginfoアットマークnichigai.co.jp

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